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バンコク生活で大事な衣類をカビから守るために

バンコクに日本から礼服や高価なスーツを持ってくるという人も多いのではないでしょうか。そんな衣類がいざ着ようという時にカビが生えてしまっていたという人も少なくないでしょう。

普段着ている服は問題ないですが、大事にしまっている服ほどカビが生えているという事が多いです。今回はそんなカビから大事な衣類を守る方法をご紹介します。

タイは高温多湿の国

タイは基本的に1年を通して高温多湿の国と言えるでしょう。バンコクの年間の平均湿度は73％と非常に高く、平均気温も29度です。

 

カビの生えやすい湿度は65％以上と言われており、乾季を除くとタイは常にカビが生えやすい状況と言えるかもしれません。特に湿度75％を越えると急激にカビが生えやすいとされているので、カビが生えにくい湿度に室内を保つ事が最も重要と言えるでしょう。

コンクリート構造の建物はカビが生えやすい？

バンコクで生活をする人の大半がコンドミニアムかアパートに住むのではないでしょうか。

コンクリート構造の建物は構造上、木造の建物に比べて湿度を調整する調湿性が低いとされています。雨期などで雨が続くと特に部屋の中の湿度が高いと感じるのはこのせいです。

そんな湿度が高い状態はカビが発生しやすい環境と言えます。

カビが生えないような環境にするには？

湿気がカビの原因と言う事はお分かりいただけたかと思いますが、コンドミニアムやマンションは湿気が逃げにくい環境、なので何らかの湿気対策を取る事が重要でしょう。

では湿気対策はどのような事をすればいいのでしょうか？

 

• 換気の徹底

換気扇が付いている場合には、換気扇などの換気設備を使って空気を入替えるようにしましょう。特にお風呂場などの水回りの換気扇は24時間稼働させておくのが望ましいです。

部屋全体の換気を行う場合には、風の通る場所を２箇所開けて通り道を作る事で効率的な乾季が可能です。

クローゼットなどの収納も定期的に開けて扇風機を向けるなどして換気を行うといいでしょう。

 

• 除湿器、除湿剤を使う

除湿器・除湿剤は湿気を減らすためのアイテムなので湿度を下げたいという場合に最適と言えるでしょう。除湿器で部屋全体を、除湿剤でクローゼットや下駄箱などの収納スペースの湿気を取るのが効率的です。

除湿器は効果というイメージがありますが、例えばLAZADAで購入するのであれば一万バーツも出せばそこそこの除湿器を購入する事が出来るのでそこまで高くはありません。

衣類の保管に重要なのはクリーニング

人の出す「皮脂」や「垢」などはカビにとっては栄養源となります。一度でも袖を通した衣類にはカビにとっての栄養源である「皮脂」や「垢」が付着するので注意が必要です。少ししか来ていないからと思っていると気づいた時にはカビが生えているという事も。

衣類をカビから守る方法をご紹介いたします。

 

• クリーニングに出して綺麗な状態で収納

先程も説明した通り、人が出す汚れはカビにとって栄養源となります。

大切な衣類を収納する際には栄養となる汚れを確実に落とすために、クリーニングに出してから収納する事を心がけましょう。またクリーニングから帰ってきたら袋のまま保管せずに袋から出して保管をする様にしてください。

 

• 除湿を徹底＋定期的な換気と定期的なチェック

まずは、クローゼットの換気を徹底するためにも、小さなクローゼットの場合には除湿剤を、ウォークインクローゼットなどの大きなクローゼットの場合には除湿器を設置する事をおススメします。また、少なくとも週に1回はしっかり換気をするようにしてください。

また、貴重な衣類はカビが生えていないか定期的にチェックしましょう。万が一カビが生えていたとしても、かなり早い段階で発見する事ができれば、クリーニングで除去できる可能性もあります。

衣類にカビが生えてしまったら。

基本的にカビがしっかりと根を張ってしまうと除去する事は不可能になり、捨てるしかなくなります。特に黒カビは除去が難しいと言われています。

① 白カビの除去方法
衣類に白くカビが生えている場合には、まだ助かる可能性があります。と言うのも白カビは根を深く張る事が少ないため自分でも除去できる可能性が残されています。まずは以下の方法で白カビの除去を試してみましょう。
・服に付いたカビを外でしっかり叩いて落とす。
・カビの生えていた周辺を中心にアルコールで除菌
・アルコールが乾いたら洗剤+酸素系漂白剤で洗う。
・しっかり乾燥させて保管。

黒カビとはワイシャツなどに黒いポチポチが出来ている状態ですが、これに関してはなかなか自宅で落とすことは難しいので、あまり高くない場合には諦めて捨ててしまう。高価な衣類の場合にはクリーニング屋さんに相談するのが良いでしょう。

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タイには日系クリーニングの喜久屋が進出しており、CloudRoomは喜久屋と提携し、クリーニングサービスを提供しています。喜久屋は衣類洗浄のプロなので日本品質のクリーニングをご利用いただけます。

基本的にはカビが生えないように気を付けるというのが大原則なので、乾季や湿度管理を徹底してカビが生えにくい環境で生活しましょう。

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