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2021.04.17

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バンコクでは洗濯物は基本部屋干し!部屋干しを快適に!

バンコクで洗濯物をに干せない理由

日本では洗濯物はベランダなどに干すのが一般的だと思います。洗濯物以外にも布団なども定期的に日光に当てて殺菌するという人も多いでしょう。
外で干すと、「風が通るので生乾きの状態になりにくい」「日光で殺菌が出来る」「気温が高く乾きやすい」など様々なメリットがあります。

では、なぜバンコクでは外に洗濯物を干さないのが基本なのでしょうか?
バンコクで洗濯物を外に干せない理由をご紹介いたします。

 

① 季節によっては急な雨で洗濯物が濡れてしまう。
タイはスコールのように急に大雨が降るという事も多く、特に雨季は外に洗濯物を干す事は難しいでしょう。雨に濡れるとまた一からです。

② 外で干すとPM2.5が衣類に付着する。
バンコクは大気汚染がひどいので有名で、特にPM2.5は健康に影響を及ぼすレベルに達する事も少なく在りません。

③ 排気ガスなどで空気が悪いので匂いが付く事も
バンコクの中心部は特に車の交通量も多く渋滞になっている事も多いです。外で干すとそんな排気ガスの汚れや匂いが洗濯物に付着します。

④湿度が高いので天日干しに向かない時期がある。 
基本的にタイは高温多湿なので、外で干してもいまいちパリッと乾かないと感じる人も多いのではないでしょうか。

 

これらの理由でバンコクに住む日本人は基本的に洗濯ものは外に干さずに家の中で干すという人が多いのです。
特に大気汚染は小さなお子さんがいるご家庭では外に干さない一番の理由かもしれません。

 

部屋干しのデメリットNo.1は部屋の湿度!

先述した通り、バンコクでは部屋干しをする人が多いと思いますが、そんな部屋干しのデメリットとは何でしょうか?
すぐに思いつく部屋干しのデメリットと言えば、「洗濯物が部屋の中で邪魔」「洗濯物が生乾きになる」などの理由だと思います。

実は部屋干しの一番のデメリットは部屋の湿度が高くなるという事です。
部屋の湿度が高くなるだけなら別にと思う人もいるかもしれませんが、部屋の湿度が高くなると、カビやダニが発生しやすい状況になっているという事です。
一般的に5Kgの洗濯物を洗濯して干すまでに約3ℓの水分が空気中に放出されると言われています。

そんな湿度の高いカビやダニが発生しやすい状況を作っていることが部屋干しの一番のデメリットと言えるでしょう。

メリットとしては、「天気に影響されない」「PM2.5や外の汚れや匂いが服に付かない」「紫外線で服が色あせる事を防ぐ」などのメリットも多くあるので部屋干しのデメリットを潰して快適に洗濯したいところでしょう。

ではどうすれば部屋の中を快適な状況に保ちながら部屋干しが出来るのでしょうか?

部屋干しでも快適に過ごす方法!

まず、部屋干しをした際に衣類に嫌な匂いが付く事があると思いますが、その原因はモラクセラ菌などの雑菌で、衣類に残った汚れや皮脂などを食べ生乾きの水分の中で増殖していきます。

なので「しっかり洗う」「早く乾かす」この2つのポイントが部屋干しの際に重要と言えるでしょう。
この2つのポイントを守って部屋干しでも快適な部屋にして行きましょう。

①しっかり洗う
このしっかり洗うですが、「洗剤の分量を守る」「貯めずにこまめに洗濯する」「洗濯機をパンパンで選択しない」などの基本的な項目を守っていれば問題ないでしょう。

②早く乾かす
この早く乾かすですが、部屋干しの場合には「風が無い」「選択で湿度が高くなる」という点が外で干す場合と大きく異なります。なのでこの部分を改善すれば短時間で乾かすことが可能になります。

では、次に部屋干しの時に役立つアイテムをご紹介いたします。

部屋干しは2つのアイテムで快適に!

部屋干しを快適にするアイテムは以下の2つです。

①除湿器
洗濯で生じる湿気を除去するために部屋干しに除湿器は必須アイテムです!
洗濯に使う部屋の広さに合わせた除湿器を用意しましょう。除湿器自体はLazadaで1万バーツ程度で購入する事も可能です。
ただ、広さに合った除湿器を購入する事にしましょう。

②サーキュレーター
風のない部屋で洗濯物を効率良く乾かすためには風を起こす必要があります。
サーキュレーターを1台準備するといいでしょう。風を起こすだけで全然乾く速度が違いますので騙されたと思って試してみてください。

ちなみに日本のアイリスオーヤマで販売されている「サーキュレーター付き除湿器」は上記の2つが一緒になっていてかなり便利なアイテムです!
是非タイのアイリスオーヤマでも取り扱っていただきたいですね。
≫サーキュレーター付き除湿器商品ページ

 

「除湿器」と「サーキュレーター」の2つのアイテムを用意して快適に部屋干しをしましょう。また部屋干しは広いスペースで干すよりお風呂場などの狭いスペースで干す事をおススメします。理由は5Kgの洗濯で3ℓの水分が空気中に出るとお話しましたが、広いスペースを除湿するより狭いスペースを除湿する除湿器の方が手に入りやすく安価という単純な理由です。
お風呂場に換気扇が付いている場合には換気扇も回しながら洗濯物を干すと尚良いでしょう。

尚、リビングなどで干すという場合にはエアコンの温度を25度程度に設定して、温度が下がり過ぎないように注意してください。

乾燥機も良いけど部屋干しがベスト

部屋干しより乾燥機の方が良いでしょ!という人もいると思いますが乾燥機は「衣類が傷みやすい」「衣類がシワになりやすい」というデメリットがあります。
また、乾燥機は素材ごとに分けて乾燥する必要があるので、トータルすると部屋干しより手間がかかる可能性もあります。

除湿器やサーキュレーターはタイ生活をする上で様々な場面でも活躍するアイテムなので、すでに持っているという人も多いかもしれません。
まだという人はそこまで高い物ではないので是非購入する事をおススメします。

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