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2022.01.05

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新春の運試し タイの「ロッタリー」で一攫千金!?!?

皆様、宝くじを買われたことはありますでしょうか?日本だとサマージャンボや年末ジャンボの他に、ロトシックスやナンバーズなど宝くじと呼ばれるものがたくさんありますね。タイには「ロッタリー」という公営の宝くじがあります。タイに来たことのある方は、観光地や街中で、板のようなケースにチケットをたくさん並べた売り子を見たことがあるかと思います。ロッタリーは、外国人でも賞金をもらうことができますので、気に入った数字があったら一度買ってみてはいかがでしょうか?
今回は夢のつまった「ロッタリー」についてお伝えします。

ロッタリーについて

ロッタリーは、タイ政府から発行されている「公営宝くじ」です。6桁の数字が一致すれば当選となり、日本の宝くじとは違い組番号は当選に影響しません。6桁が一致した際の1等賞金は600万バーツです。過去には、同じ番号で複数枚買って、1等5枚3,000万バーツを手にした方もいらっしゃるそうです。
600万バーツがあたることはまずありませんが、(100万枚あたり1枚)末等で末尾2桁が一致(100万枚あたり10,000枚)の賞金が2,000THBなので、現実的にこの賞を狙う人が多いです。

買い方

ロッタリーの販売価格は、1枚100THB~120THBです。国からは80THBで販売されているので、この差額は売り子の人の利益になります。観光地で外国人向けに売られていると120THBで、都市部でタイ人向けに売られているのが100THBといった印象です。売り子の方に、1枚いくらか確認してから買いましょう。※稀にぼったくりがいるので注意してください。
余談ですが、売れ残った宝くじが当たりで、売り子の方が高額当選した話も目にしたことがあります。
日本の宝くじと違い、自分で好きな数字を選べるので、気に入った数字の宝くじを購入しましょう。偽造された宝くじが販売されているケースはまずありませんので、購入する際に心配する必要はありません。

当選確認方法

宝くじの6桁の数字の下に、抽選日が書かれています。その日以降にWebサイトで確認するのが簡単です。
タイ宝くじ局

基本的に毎月1日と16日に抽選が行われますが、年末年始やその他祝日で数日ずれるので、宝くじに記載の日付を見るのが確実です。
こちらは外部サイトですが、過去歴の当選番号を見ることができます。
https://news.sanook.com/lotto/archive/

ロッタリーの当選金額は以下の通りです。
等級 / 当選金額(THB)/ 番号
1等 / 6,000,000 / 6桁が一致(100万枚あたり1枚)
前後賞 / 100,000 / 1等前後2枚
2等 / 200,000 / 5桁が一致(100万枚あたり5枚)
3等 / 80,000 / 4桁が一致(100万枚あたり10枚)
4等 / 40,000 / 3桁が一致(100万枚あたり50枚)
5等 / 20,000 / 2桁が一致(100万枚あたり100枚)
上3桁 / 4,000 / 先頭3桁が一致(100万枚あたり2,000枚)
下3桁 / 4,000 / 末尾3桁が一致(100万枚あたり2,000枚)
下2桁 / 2,000 / 末尾2桁が一致(100万枚あたり10,000枚)

もし当選したら

宝くじが当たった場合、1. ノンタブリー県の政府機関「The Government Lottery Office (Sanambin Nam)」へ行く、2. 街のロッタリー売り場で換金してもらう(手数料2~3%)の2つの方法で当選金を受け取ることができます。外国人でも受け取りは問題ありません。少額当選なら2.の方法が簡単ですが高額当選の場合は1.の方法でしか換金できません。1.の方法の場合、20,000THB以下は現金で、20,000THBを超える場合は小切手の支払いとのこと(手数料0.5%)。また、当選金は所得として申告する必要はありません。
よくあるトラブルとして、「その宝くじは自分のものである」と嘘の証言をし、当選金を横取りしようとしてくる人物がいますので、いつ、どこで宝くじを購入したのかをはっきり伝えられるようにしておきましょう。

筆者も購入しました

ロッタリーの売り上げの半分は国庫に収まるので、「貧者の税金」などと言われることもありますが、タイの子供の奨学金の財源になったりと、国家運営の為に正しく使われています。小難しく考えず、新年最初の余興として購入されてみてはいかがでしょうか。

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