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2021.10.11

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[タイ生活]タイのペイメント事情、デビットカードや電子マネー

タイのペイメント事情

現金信者の私は、財布を持って出かけるのが当たり前だと思っていますが、バンコクで生活していると電子マネー対応の看板をいろいろなところで見かけます。タクシーに乗ったときに細かいのが無くて困っていると、運転手にアプリで払えと言われたときに、あのタイのタクシーが電子マネーで明朗会計!?と軽く衝撃を受けました。

思えば、来タイしたときから日本とは違った支払い方法の文化だったタイ。その支払い方法事情についてまとめました。

デビットカードについて

タイで銀行口座を開設した際に、追加料金を支払いATMカードの発行ができます。ほとんどの場合、このATMカードにはデビット機能(VISA、Master、ユニオンペイなど)がついており、デビットカードとして使うことができます。クレジットカードと違い、口座を開設すれば審査なしで使えますので、すぐに入手することができます。年会費がかかりますが、300バーツ程度なのでそれほど大きな金額ではありません。

初期設定では、1度の引き出し上限金額は20,000バーツ程度、1日のデビット機能での買い物の上限は50,000バーツ程度と十分な金額をカバーしてくれます。

タイ政府の定めたクレジットカード審査の基準と比べて、タイのクレジットカード発行会社の定めた審査の条件はだいぶ厳しくなっています。大学初任給が20,000バーツなのに対し、銀行系カードの審査条件の「月収」は50,000バーツと庶民には手が出にくい金額です。その為タイではクレジットカードよりもデビットカードが普及していました。デビットカードなら、口座の残高が限度額なので、自身のキャッシュ上限を超えた利用をしてしまう危険が無いのがタイ人の気性と合っていたこと、クレジットカードの審査の厳しさがデビットカード普及の理由と考えます。

クレジットカードのように、豊富な付帯サービスや特典はありませんが、手軽なキャッシュレスの決済手段として今でも十分便利です。

台頭する電子マネー

最近増えてきている支払い方法はLine payやAli payなどの電子マネーです。バンコクの中では様々な場所で、電子マネー決済に対応し始めています。

タイは日本と比べて遜色ないくらいスマホの普及率が高い国です。Line payは、もともとタイでLineが普及していたので使う方が多い印象で、BTS(高架鉄道)のICカードRabbitと連携するなど他にはない独自の路線でシェアを伸ばしています。

Ali payはセブンイレブンが導入したことで、一気に広まった印象です。観光立国のタイで、月間100万人以上の中国人がタイを訪れていたことを考えると導入が進んだ理由が伺えます。

また各銀行から出されている銀行アプリでも電子マネー決済ができます。QRコードを読み込んでの決済や、公共料金の支払い、各種請求の支払いができるのでとても便利です。タイの銀行システムは、振り込みの際に”誰が払ったのか”を通知することができません。振込元がわからないのです。その為自分が払ったことを証明するために振込明細を相手に送る文化があるのですが、この銀行アプリは振込明細を自動で保存してくれるので、相手に連絡するのが非常に楽です。タイの商習慣とあった作りになっていることが、普及の要因といえるでしょう。

電子マネーを使うにはクレジットカードの登録が必要で、タイ人はクレジットカードを作ってないと前述していますが、先のデビットカードはネット決済に対応できるため、結局のところ、現金がデビットカードに変わったように、電子マネーに変わったということです。銀行アプリも機能的にはデビットカードの上位互換のようなものです。便利になってもタイ人“らしさ”はあまり変わっていないのだなと気づかされます。

クラウドルームはデビットカード、銀行振り込みなどの決済手段にも、もちろん対応しています。ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。

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